ヨーグルトメーカーの中で最高クラスの(お値段の)ヨーグルティアSが我が家にやって来ました。
ヨーグルティアSは評判がよくて気になってたけど値段的になかなか決心がつかなかった・・・。でも、めちゃ使いやすいとか、これはヨーグルトメーカーではなく調理器具だ、みたいな口コミを見てしまったらもう試すしかない!
ということで今回は開封からヨーグルトを作るまで、ヨーグルティアSを徹底的にレビューしていきたいと思います。
ヨーグルティアSの4つの特徴
日本で初めてヨーグルトメーカーを作った『タニカ』
日本で初めてヨーグルトメーカーを作ったのがタニカ電気です。つまりタニカのヨーグルティアSはしっかりとした歴史とノウハウが蓄積されたヨーグルトメーカーと言える!
ヨーグルトメーカーの最高峰
温度調整とタイマー機能が群を抜いて充実していて、発酵食品作りだけでなくお肉の低温調理まで幅広く対応。もはやヨーグルトメーカーの域を超えてます。
低温調理と言えば、アイリスオーヤマ製の「ヨーグルトメーカー プレミアム」でも不可能ではないですが、メーカー推奨ではありません。正式対応してくれてる部分にヨーグルトメーカーに対するタニカの気合いを感じます。
究極の使いやすさ
スプーンもヨーグルトがかき出しやすい形になってたり。
作業をしていくと分かりますが、本体も付属品もそれぞれの作業ができるだけ使いやすく簡単にできるように作られています。一つ一つは小さいことだけど、その小さなポイントを全部網羅してるので全体を通した時に「あぁ、使いやすいな」と実感できます。
レシピブックがすごい
「家電についてくるレシピブックなんておまけ程度でしょ」と思ってたらびっくりします。なんと全80ページで予想以上にボリューミー。中のカラー写真もどれも魅力的でウキウキさせられます。
ヨーグルティアSはちょっと値は張りますが、そこを忘れさせてくれるほど色んなものを兼ね備えてます。ヨーグルトメーカーを超えるヨーグルトメーカーなんです。
ヨーグルティアSの特徴まとめ
- 歴史とノウハウが詰まった安心のヨーグルトメーカー
- 発酵食品からお肉の低温調理まで幅広くカバー
- 毎日続けることが負担にならない使いやすさ
- おまけと言わせないレシピブック付き
ヨーグルティアSの開封作業
それではさっそく開封していきます!
パール感のある白地の箱に銀色でYOGURTIA Sの文字。開封するのが楽しみになる可愛いデザインです。パッケージが素敵だからか、Apple製品が家にやってきた時のようなドキドキ感。
ブルー、ピンク、ホワイト、グリーンの4色がある中で何色にするか迷ったんですが、私はキッチンに馴染みやすそうなホワイトを選びました。
セット内容はこんな感じ。ヨーグルティアS本体、それから内容器は本体に入ってる物と合わせて2つ。ヨーグルトスプーン、レシピ集と説明書(保証書)が入ってます。
ヨーグルトを切らさないようにしたいなら、ヨーグルティアSみたいな専用容器タイプは容器が2つ付いてるかどうかもチェック項目の一つになりますね。
公式サイトの写真を見ていると、本体は大きそうな印象があったんですが、思ってたより断然コンパクトです。横幅16cm、高さ18.8cmとのことで、横幅は牛乳パックタイプのヨーグルトメーカーよりちょっと大きいかな、というくらい。このサイズ感ならどこに置いても邪魔になりません。
コードの長さも1.8mと他のヨーグルトメーカーと比べても長めで、設置する場所も自由が利きます。
プラスチックの内容器は軽くて使いやすそうです。容量も1200mlと大容量で、目盛がついてるので作る量を調整できるのも嬉しい。
スプーンの形も容器の隅々まで綺麗にすくえる形になってて、これならヨーグルトスプーンを別に用意しなくてもよさそうです。一杯約25mlのヨーグルトがすくえるとのこと。
そしてびっくりしたのがレシピ集のボリューム。今日の料理でも有名な高城順子さんのレシピ集で全80ページ76品目が載ってます。これ全部サッと作れるようになったら料理の幅が一気に広がりそう。テンションの上がるレシピがお洒落なカラー写真付きで紹介されいて、本屋さんに売ってるムック本みたいです。
説明書も丁寧です。ヨーグルトメーカーの説明書には、ヨーグルトがうまく出来なかった時の確認事項が記載されていることが多いですが、ヨーグルティアSの説明書はそれにプラスして使用可能な牛乳の種類まで書かれてます。牛乳の種類によってはヨーグルトが固まらないこともあるので、こういう情報を入れてくれるのはすごく親切。
最後は保証書。一年保障で、本体が故障した場合に無償修理が受けられます。
ヨーグルティアSを使ったヨーグルトの作り方を画像で解説
中身が確認できたら、次はいよいよヨーグルトを作ってみたいと思います!
必要な材料は牛乳と種菌になるヨーグルトです。牛乳は1Lのものを、ヨーグルトはブルガリアヨーグルトを使います。
内容器一式とスプーンを消毒する
内容器にヨーグルトスプーンを入れ、底が隠れるくらいの水を入れたら内蓋を閉めて電子レンジで消毒します。説明書によると500~600Wで約1分30秒とのこと。
ヨーグルティアの内容器は沸点温度に耐えられるポリプロピレンが使われているので、電子レンジで加熱できます。容器や付属品を熱湯消毒しなければならないヨーグルトメーカーも多い中で、レンジでサッとできるのはすごく便利です。
消毒作業ってヨーグルトを作る時に一番面倒な作業だと思うんです。ヨーグルトメーカーを買ったばかりの頃はヨーグルトが作れることが嬉しくて、これくらいの手間なら全然大丈夫って思ったりするんですが、毎日作るとなると地味につらい。だからこの部分がレンジで簡単に済ませられるっていうのは本当に大きいんですよ。
内容器に牛乳と種菌を入れてよくかき混ぜる
1Lの牛乳を使う場合、種菌の量は100gが目安になります。
小さなカップタイプのヨーグルトを種菌にする時、例えばR-1ヨーグルトは120gですが、この場合1個全部投入して大丈夫です。
牛乳100~200mlとヨーグルトを入れてかき混ぜます。
容器の容量は1200mlなので、牛乳を全部入れてからかき混ぜることも可能ですが、いっぱいだとかき混ぜにくいので先に少量の牛乳でヨーグルトを溶かします。
牛乳とヨーグルトが混ざったら残りの牛乳を全部入れて全体が均等になるようもう一度かき混ぜかき混ぜ。
ヨーグルトメーカーにセットする
準備ができたらあとはヨーグルトメーカーにセットするだけ。
容器の上部に取っ手がついてるので持ちやすいです。
容器の上に蓋をかぶせます。
時間設定は好みによっても変わってくるかなとは思いますが、今回は説明書通り温度は40度に、タイマーは7時間に設定します。
親指で隠れてる部分にはブザーボタンがあるんですが、これを押しておくとヨーグルトが出来上がった時にお知らせしてくれます。ブザーは10分おきに鳴るので、設定しておけば冷蔵庫に入れ忘れることはなさそうです。
最後にスタートボタンを押したらミッションコンプリート。あとは出来上がるのを待つだけです。
ヨーグルト完成
7時間後、ヨーグルトが完成しました!
綺麗に固まってます。
タニカのスプーンは使いやすい!