「免疫力を高めるヨーグルト」として大人気のR1ヨーグルト。お家でヨーグルトを作る時は、種菌にR1を使うという方も多いのではないでしょうか。今回は牛乳ではなく豆乳を使って、R1ヨーグルトを作ってみたいと思います。
美容はもちろん、高血圧やコレステロール対策にもいいとされる豆乳と、免疫機能を活性化させる多糖体を多く含むR1の組み合わせで、出来た自家製ヨーグルトが美味しかったら最強では?!ということで検証スタートです!
R1がインフルエンザに効くって本当?
R1ヨーグルトは免疫上げに特化したヨーグルト。と言うのもR1ヨーグルトは普通の免疫細胞ではなく免疫力アップの鍵を握る「NK細胞」を活性化させ、免疫を上げてくれるんです。
実際にインフルエンザに効くのかどうか?は下の記事で徹底的に調べました。
豆乳R1ヨーグルトを作るのに必要な材料
ヨーグルトメーカーの他に準備するのはこの2つ。
R1ヨーグルト
当然ですが、まずは種菌となるR1ヨーグルトが必要です!
R1ヨーグルトには固形タイプとドリンクタイプがありますが、どちらを使っても問題なく出来ます。作り方も全く同じ。ただ、液体のドリンクタイプを使う方が、豆乳と簡単に混ざってくれるので作るのが楽です。なので今回はR1ドリンクタイプを種菌にします。
種菌にするR1ヨーグルトがコンビニやスーパーで売り切れてる場合はネットでも購入することができます。
固形タイプとドリンクタイプの違いについてはこちらで詳しく説明しています。
豆乳
豆乳は無調整の物を使うとよく固まるのですが、味にクセがあります。初めて豆乳ヨーグルトを作る時は、まずクセの少ない調整豆乳を使うのがおすすめです。今回はマルサンの調整豆乳を500ml使ってヨーグルトを作りたいと思います。
豆乳の種類とヨーグルトへの向き不向き
ヨーグルトメーカーの説明書をもとに豆乳の種類と、どの豆乳がヨーグルト作りに使えるのかを表にまとめたのでチェックしてみてくださいね。
無調整豆乳 | ○ | よく固まります。大豆固形分6.5%以上のものを選びましょう。 |
---|---|---|
調整豆乳 | △ | 固まりが弱かったり分離することがあります。 |
豆乳飲料 | × | 固まりません。 |
豆乳R1ヨーグルト作りスタート
それではいよいよ豆乳R1ヨーグルト作りスタート!
今回はヨーグルティアSの説明書を参考に作業を進めていきます。
スプーンと容器を消毒する
まず初めに雑菌が繁殖してR1ヨーグルト作りが失敗しないように、台所用洗剤で洗ったヨーグルティアSの容器とヨーグルトスプーンを電子レンジで消毒します。容器にヨーグルトスプーンを入れて、容器の底が隠れるくらいの水を入れ、内蓋を閉めたら消毒開始。大体600Wで1分30秒くらい。
熱湯を回しかけて消毒することもできますが、お湯を沸かすのが面倒なんですよね。レンジで消毒した方が早いし楽!
消毒が終わった容器の中はかなり熱くなってるので気を付けてくださいね。それから消毒した後は出来るだけ雑菌が付かないよう、容器の中身や内蓋をベタベタ触らないようにします。
内容器に豆乳とR1ヨーグルトを入れてかき混ぜる
ここから豆乳とR1ヨーグルトをかき混ぜていきます。
まず豆乳500mlを容器に入れます。
ポイント
豆乳を注ぐ時は、パックの注ぎ口を上に向けて注ぐと、豆乳をスムーズに注ぐことが出来ます。
次に種菌のR1ドリンクタイプを入れていきます。豆乳と種菌の割合は約10対1が目安。なので500mlの牛乳に投入するR1は約50mlです。R1ドリンクタイプは1個112mlなので、約60mlを別容器に移しました。種菌の量に関しては多少誤差があっても大丈夫なので、実際作る時は目分量でR1を半分くらい投入すれば問題なくヨーグルトができます。
豆乳を1L使う場合は、R1は丸々1個投入してください。
残りの約50mlのR1ドリンクタイプを全て投入します。
種菌を入れたら、R1が全体に行きわたるように、軽くかき混ぜます。
今回のようなドリンクタイプやカスピ海ヨーグルトのような粉末タイプの種菌を使う場合、牛乳と種菌が混ざりやすいので、かき混ぜるのが楽。一方、固形タイプを使うと、牛乳にヨーグルトをしっかり溶かすのが地味に手間なんです。
ヨーグルトメーカーにセット
ヨーグルトメーカーにセットします。温度を43℃、タイマーを7時間に設定してあとは待つだけ!
ヨーグルト完成&試食タイム
7時間後、完成した豆乳R1ヨーグルトがこちら。綺麗に固まっています。少し茶色っぽくて、普通のヨーグルトよりも色が濃い感じがします。ホエーが多めでした。
食べてみると、わずかに甘味を感じますが酸味が強めで、少し経つと豆乳の風味が口全体に広がります。調整豆乳を使いましたが、それでも豆乳の風味が出ているので、初めて食べると普通のヨーグルトの方が食べやすいと感じるかもしれません。
はちみつをかけてみて
せっかく体に良い豆乳で作ったヨーグルトなので、美味しい食べ方を探したい!ということでまずは、豆乳ヨーグルトの甘味を生かす作戦で蜂蜜をかけてみました。
はちみつをかけると酸味が控えめになってだいぶ食べやすい。豆乳のまろやかなコクが感じられます。このコクは牛乳で作ったヨーグルトでは感じられないような。豆乳の風味に蜂蜜の甘味がうまくマッチして体にいいヨーグルトという感じの味がします。
醤油をかけてみる
「豆乳といえば豆腐!」と思って醤油をかけてみましたがこれはちょっとミスマッチかも。無調整の有機豆乳を使ったヨーグルトに醤油は割と合うのですが、甘味のある調整豆乳ヨーグルトに醤油をかけると、色んな味が広がりすぎるかな、という印象を受けました。
豆乳R1ヨーグルトを作る時のポイント
上でも書きましたが、初めて豆乳でR1ヨーグルトを作る場合は、まず調整豆乳を使うのがおすすめです。酸味と豆乳の風味が控えめな、比較的食べやすい豆乳ヨーグルトに仕上がるかと思います。
牛乳では感じられない、豆乳のまろやかなコクを感じられるのは豆乳ヨーグルトの魅力です。トッピングは蜂蜜がおすすめ。牛乳で作る自家製ヨーグルトに飽きた時はぜひ一度試してみてくださいね。