今回は玉ねぎヨーグルトを作る上で気を付けるべき点や、美味しく食べられるメニューなど、玉ねぎヨーグルトについて知っていおきたいポイントをQ&A形式にまとめてみました!
新玉ねぎは使っていいの?
玉ねぎと新玉ねぎの違いを調べてみましたが、両方とも含まれる栄養素は同じとのことで、新玉ねぎでも玉ねぎヨーグルトを作ることができます。私も両方試してみた所、空気にさらして辛味を抜くと、大きな味の違いは無いように感じました。
また、新玉ねぎは辛味が少ないので、空気にさらす過程を省く方もいるようです。ただ、普通の玉ねぎよりも水分が多いため痛むのも早く、玉ねぎヨーグルトも水っぽくなりやすいです。そのため新玉ねぎを使うなら、なるべく早く食べきるのがポイント。
薄切り以外の切り方でもいいの?ピーラーはOK?
ピーラーやスライサーは使えますし、薄切り以外の切り方をしてもいいようです。食べやすい切り方を探してみじん切りなども試してみましたが、あんまり細かすぎると水分が出多くなるので、結局私は薄切りで安定しています。
玉ねぎが目にしみないようにするには?
玉ねぎで目が痛くなるのは、玉ねぎを切る時に細胞が壊れ、中に含まれる辛味成分が蒸発して目や鼻を刺激することが原因。対策としては以下の3つが挙げられます。
目が痛くならない対策法
- 切れ味のいい包丁を使う。
- 包丁を30度にして玉ねぎを切る。
- 玉ねぎを冷蔵庫で冷やしておく。
切れ味のいい包丁を使う。
玉ねぎの細胞をできるだけ壊さないよう、切れ味のいい包丁を使うことが大事。
包丁を30度にして玉ねぎを切る。
調理科学研究家の水島弘史さんによると、包丁を30度にして切ると素材の細胞を壊さずに切ることができるそうです。包丁の切れ味をよくしておくことと、この切り方さえ守れば玉ねぎを切るのはそんなに苦痛になりません。また、この切り方をすると野菜から水分が出にくくなるため、野菜のもちもよくなります。
玉ねぎを冷蔵庫で冷やす
玉ねぎを冷やしておくと、目を刺激する玉ねぎの辛味成分が蒸発しにくくなるそうです。包丁の切れ味と切り方で目の痛みはだいぶ緩和されるかと思いますが、それでも苦になる方は玉ねぎを1時間ほど冷蔵庫で冷やしてみてください。
辛いのはイヤ!玉ねぎを水にさらしたいんだけど・・・
玉ねぎの辛味には硫化アリルという有効成分がつまっており、水にさらすとそれも流れ出てしまいます。水にさらす以外に玉ねぎの辛味を取る方法ですが、玉ねぎを空気にさらすだけでもだいぶ辛味を和らげることができます。空気にさらす時間は30分が目安ですが、それでも辛ければ時間を延ばしてもOKです。
何日くらいで食べきるのがいい?賞味期限はある?
玉ねぎヨーグルトは、作って4~5日間は美味しく食べれます。それを超えると香りに清涼感がなくなり、味も変わってきます。また、水分の多いヨーグルトや新玉ねぎを使うと鮮度がより落ちやすい印象があります。
玉ねぎヨーグルトに水のようなものが浮いてるけど食べれるの?
玉ねぎヨーグルトから出た「水のようなもの」は、玉ねぎの水分とヨーグルトから出たホエイです。栄養たっぷりなので、うちではそのまま混ぜ込んで食べてます。
加熱しても大丈夫?
玉ねぎを切った後空気にさらすことで、玉ねぎの有効成分である硫化アリルが壊れにくくなるそうで、空気にさらす過程を踏んだ薄切り玉ねぎなら加熱しても問題ないというのが通説です。
そう言われても、加熱すると効果が薄まるような気がする!と最初は思ってましたが、効果を期待しすぎて調理に制限をかけすぎても続けられなくなるので、私はどのように食べるかよりも毎日食べることが大事だと思うようになりました。
何と一緒に食べるのがおすすめ?
玉ねぎヨーグルトの味に慣れてくると、玉ねぎヨーグルトの使い勝手のよさが分かるかと思いますが、最初はパスタやシチューに添えて食べると良いです。味の変化もほとんど無く、見た目もスッキリ仕上がるので、食べやすいメニューになります。
パスタ
例えばカルボナーラに玉ねぎヨーグルトをプラスするとクリーミーさとさっぱり感が両方出て、味が重たくなりすぎません。
他にもミートソースやプッタネスカなどトマトソース系のパスタにもマッチしますし、それぞれ味の雰囲気も結構違うので試してみると面白いです。
シチュー・スープ
玉ねぎヨーグルトをシチューに加えると赤ワインを入れたように味が引き締まり、高級感が出ます。ビーフシチューだけでなくクリームシチューやトマトベースのスープにもよく合います。
この他にも玉ねぎヨーグルトが美味しく食べれるメニューをこちらにまとめています。
玉ねぎヨーグルトは和食にも美味しく使えるの?
玉ねぎとヨーグルトの組み合わせにすら馴染みがないのに、和食になんて合わせられるの?と不安に思うかもしれませんが、これが想像以上にマッチします。ここでは玉ねぎヨーグルトに対する印象が変わるような、違和感なく美味しいと思える和食レシピをご紹介します。
豚しゃぶ玉ねぎヨーグルト添え
豚しゃぶはポン酢やゴマだれで食べてももちろん美味しいですが、玉ねぎヨーグルトをのせて食べても美味しいです。豚しゃぶのジューシーさと玉ねぎヨーグルトのさっぱり感が良くマッチします。調理時間は短いけどしっかり食事のメインになってくれる優秀メニュー。
納豆玉ねぎヨーグルト
納豆とヨーグルトの組み合わせに抵抗がある方も多いかと思いますが、玉ねぎヨーグルトと納豆は相性がいいです。納豆に玉ねぎヨーグルトを入れるとネギ入り納豆に近い味がします。タレを入れるのが美味しく食べるポイントかと。冷奴にのせて食べるのがおすすめです。
1日にどれくらい食べればいい?
複数の本を参考にした所、ダイエットや健康効果を期待するなら1日50g以上が目安とのこと。カップヨーグルトの半分くらいの量なので、実際見てみると、思ったよりいけそうだと感じる方も多いかと思います。
効果を感じられるまでにかかる期間は?
人間の腸内環境は2週間程度で変化するとのことで、まずはそれくらいを目安に様子を見てみてください。私は玉ねぎヨーグルトを初めて1週間程度でお通じが良くなったように感じました。
『得する人損する人!』で玉ねぎヨーグルトダイエットに挑戦されていた井上咲楽さんも1週間で便秘が改善されたとおっしゃっていたので、1週間程度でも変化を感じられる方はいらっしゃるかと思います。
いつ食べるのがいいの?
玉ねぎヨーグルトは朝昼晩いつ食べてもいいようで、食べる時間帯よりも毎日食べることの方が重要になります。朝食だとトーストのトッピングや納豆に混ぜたり、夕食なら肉や魚はもちろん、揚げ物やパスタの付け合せにしてもいいです。
食べる時間を決めているわけではないですが、うちでは玉ねぎヨーグルトを朝のパン、夜の納豆と一緒に食べることが多いです。メインの献立は玉ねぎヨーグルトにとらわれずに考えて、そこに玉ねぎヨーグルトがマッチしそうなら付け足すというような感覚です。