蜂蜜と言えばヨーグルトの定番トッピングのひとつ。でも砂糖に比べるとお高いし、ちょっと贅沢気分のときに、たまにスーパーで安い蜂蜜を買っていました。
だけど毎日ヨーグルトを食べるようになり、体のことを考えはじめると、やっぱり蜂蜜でヨーグルトを食べていきたい。
ということで、今回はネットで人気の蜂蜜6種類を用意して、「ヨーグルトにぴったりのリピ買いしくなる蜂蜜」を探したいと思います!
ヨーグルトのトッピングに蜂蜜を使うメリット
「砂糖はあまり身体によくない」と言われます。なぜなら砂糖でヨーグルトを甘くするには、スティックシュガー2本とか結構な量を必要とするし、大量の砂糖の摂取は、糖尿病や高血圧などにも繋がります。
一方、蜂蜜は砂糖の3分の1の量で同じ甘さになります。砂糖は安くて大量に使いがちですが、蜂蜜は一度に使う量が少量なので、一度買ってしまえば長く使えるし、意外と経済的なんです。
思ったよりすごいかも!?蜂蜜効果
私は朝から蜂蜜ヨーグルトを食べるんですが、砂糖の代わりに蜂蜜を使うと、それだけで贅沢気分だし、花の香りが心地よくて、身体にエネルギーが行きわたっていく感じがします。
蜂蜜について調べてみると分かるんですが、蜂蜜には「疲労回復」「鎮静効果」「咳止め」「血圧調整」などの効果があるそうです。実際どこまで効くのかは分かりませんが、そういう効果があるって知ってるだけでも嬉しいもの。自然の力って凄いですね!
今回比較する蜂蜜はこの6種類
今回比較する蜂蜜はこちら。
ピュアハニー
Amazon’s Choiceに選ばれており、レビューは200件超え。かの蜂の「ピュアハニー」は、移動せずに養蜂(ようほう)する定置養蜂のもと、じっくり採蜜されたアルゼンチン産の百花蜜(ひゃっかみつ)です。添加物は一切加えられておらず、花の香りが感じられます。
百花蜜とは一種類ではなく色々な種類の花から採蜜された蜂蜜のことで、濃厚な味わいが特長です。かの蜂のホームページにも「濃厚さやコクのあるおいしさが特徴」とあります。でも蜂蜜はそもそも濃厚な物だし、一体どれほどの濃さなのかが気になる所。
ポップで可愛いパッケージは力いらずで楽に蜂蜜が出せます。逆さ置きできるので蜂蜜の量が少なくなったり固まりかけても出しやすいです。
価格 | 100g当たり | |
Amazon(2本売り) | 1,986円 | 199円 |
楽天市場(1本売り) | 1,296円 | 259円 |
価格は記事執筆時点のものです。
カナディアンハニー
コーヒーショップ「KALDI」で人気のカナダ産蜂蜜。セイヨウアブラナやクローバーから採れた百花蜜です。内容量は375g。
安っぽくなくしっかりとした蜂蜜の味が感じられるという理由で、リピートしたりまとめ買いするファンも多い蜂蜜のようです。成分表示の上には「まろやかな口当たりで万能に利用できる」と表記されてます。
一般的には下で紹介している「贅沢蜂蜜」や「ハンガリー産アカシア蜂蜜」のような、アカシア蜂蜜という種類がクセも少なく使いやすいと言われてるようで、それに比べると色がだいぶ濃く、味も濃そうに思えますが、、、。
実際アカシア蜂蜜と比べてどの程度の使いやすさ、食べやすさなのかが気になります。
価格 | 100g当たり | |
Amazon | 1,450円 | 387円 |
楽天市場 | 698円 | 186円 |
贅沢蜂蜜
サクラ印ハチミツの「贅沢蜂蜜」はハンガリー産のアカシア蜂蜜です。逆さ置きできるボトルタイプで内容量は300g。
上でも書きましたが、アカシア蜂蜜はクセが少なく食べやすいのが特長です。パンやホットケーキ、ヨーグルトにフルーツ、ミルクなどにもよく合うらしく、料理やお菓子作りの砂糖代わりにも使えるそう。
そしてここがすごいんですが、この「贅沢蜂蜜」は開花期間が10日ほどしか無いアカシアから、現地の養蜂家(ようほうか)によって丁寧に採られた蜂蜜なんです。一年でたった10日間しか採れない蜂蜜が集められてるんです!
10日間しか採れないものなら蜂にも人間にも特別なものなんだと思えてきます。「贅沢蜂蜜」の名前の通り、食べたら贅沢な気分になれそうですよね。
価格 | 100g当たり | |
Amazon | 1,080円 | 360円 |
楽天市場 | 990円 | 330円 |
ハンガリー産アカシア蜂蜜
同じくサクラ印ハチミツの「ハンガリー産アカシア蜂蜜」は爽やかでまろやかな風味が特長だそう。
「贅沢蜂蜜」と同じ種類のアカシア蜂蜜に属しますが、「ハンガリー産アカシア蜂蜜」は採蜜される期間については言及されてません。季節問わずビニールハウスで育てた花から採蜜された物なのかな?はっきりとは分かりませんがこのあたりが「贅沢蜂蜜」との違いなんじゃないかと思います。
ワンタッチで蜂蜜が出せるピッチャータイプで液だれせず、作りが画期的だと人気みたいです。内容量は「贅沢蜂蜜」と同じ300gですが値段はこちらの方がわずかに高いです。付け替え用の蜂蜜も売られてます。
また、アカシア蜂蜜はブドウ糖よりも果糖の割合が多いため結晶化しにくいので、冬でも固まりにくくストレスなく使えます。
価格 | 100g当たり | |
Amazon | 1,111円 | 370円 |
楽天市場 | 1,190円 | 397円 |
アルゼンチン&カナダ産はちみつ
日新蜂蜜の「アルゼンチン&カナダ産はちみつ」は上品な香りとまろやかな風味が特長とのこと。内容量は720gと多めです。アマゾンレビューは200件を超えており、人気が高いです。この蜂蜜はアカシア蜂蜜ではないですが、クセが少ないので食べやすく、大容量で料理にもお菓子にも気にせず使えるのが嬉しいというコメントが多いです。
裏面には、「トーストやホットケーキ、ヨーグルトにかけるのはもちろん、料理や柑橘系のジュースにも使える」と表記されてます。
スーパーではこういうタイプの蜂蜜をよく見かけるし、私も容量に惹かれてついつい買ってしまうんですが、逆さ置きできないので固まった時に使いにくいのが難点です。
価格 | 100g当たり | |
Amazon | 1,233円 | 171円 |
楽天市場 | 1,152円 | 160円 |
クリーミーハニー
ブライトザマーの「クリーミーハニー」はアマゾンのベストセラー商品。
蜂蜜と言うと液状の物を想像しがちですが、これは蜂蜜内の糖類が固まって固形状になった結晶蜜と呼ばれるものです。結晶蜜は懐かしい味わいと香りが特長とのこと。成分表示の原材料名に「蜂蜜(チェコ、ルーマニア、チリ)」とありますが、これは3ヵ国の蜂蜜をミックスしたということなのかな?
この「クリーミーハニー」の製造会社のブライトザマーは1930年代に創業したドイツの家族経営の蜂蜜製造会社です。ドイツはもちろんヨーロッパで高い人気を誇っているみたいで、味にも期待してしまう!
日本語のホームページが無いのが残念ですが、英語・ドイツ語のホームページを少し見るだけでも、蜂蜜に対する情熱やこだわりが伝わってきます。アマゾンレビューでの味の評価も高いので味比べするのが楽しみな蜂蜜です。
価格 | 100g当たり | |
Amazon | 898円 | 180円 |
楽天市場 | 897円 | 179円 |
価格の変動がちょこちょこあるので大体の目安になりますが。アマゾンと楽天の価格を比較し、安い方をピックアップしてコスパがいい順にまとめてみました!それがこちら。
順位 | 品名 | 100g当たり |
---|---|---|
1 | アルゼンチン&カナダ産蜂蜜 | 160円 |
2 | クリーミーハニー | 179円 |
3 | カナディアンハニー | 186円 |
4 | ピュアハニー | 199円 |
5 | 贅沢蜂蜜 | 330円 |
6 | ハンガリー産アカシア蜂蜜 | 370円 |
まずは蜂蜜単体で味わってみた
全6種類の蜂蜜を食べ比べていきます。
ピュアハニー
ピュアハニーは粘度が一番高く感じました。他の蜂蜜と比べて1.5倍くらい粘度がありそう。味と香りが口から鼻にかけてふわっと広がります。蜂蜜としての主張が強く感じます。
単体で食べると一番いい蜂蜜って感じがするし、一番美味しいと思いました。
カナディアンハニー
カナディアンハニーはアルゼンチン産ピュアハニーに次いで粘度や味が濃い気がしました。
口当たりは表示通りまろやかでしたが、蜂蜜の味自体は強く、口の中にはっきりとした味を感じました。
贅沢蜂蜜
舌にのせるとさらっと溶けました。上で食べた「カナディアンハニー」や「ピュアハニー」とは違う種類の甘みを感じるような。上二つはパワフルな甘みで、「贅沢蜂蜜」は優しい甘みとも言えるかも。これが百花蜜とアカシア蜂蜜との違いなんですかね。
また、「カナディアンハニー」と「贅沢蜂蜜」では蜂蜜の系統が違うので単純に比べられるものでもないですが、味の濃さで言うと「カナディアンハニー」の方が若干濃いかなという感じがします。
ハンガリー産アカシア蜂蜜
同じアカシア系の「贅沢蜂蜜」と比べて蜂蜜としてのパワーや味、濃度は薄いかな、、、。逆に刺激が無く、食べやすいとも言えます。
そして気になるワンタッチ式瓶の使い勝手ですが、評判通り使いやすい!キャップを開ける手間もないし、注いだ後も何の苦も無くさくっと蜂蜜が切れます。使いやすさで言えばこれが一番使いやすい。
アルゼンチン&カナダハニー
「ハンガリー産アカシア蜂蜜」と比べても結構薄いんじゃないかと思います。
アマゾンレビューにもあったように、アカシア蜂蜜ではないけど味が強すぎたり、クセがあるというわけでもないみたいなので、食べやすいかなとは思いました。
クリーミーハニー
食べ比べしてる今の時期が冬だというのもありますが、思ったよりも硬かった。すくうと言うよりもこそげ取る感じになります。
結晶化してるからかざらっとしていて、粘度が無いせいか甘みも少なく感じました。普段固形の蜂蜜に慣れていないからか、これだけで食べるとなかなか旨みをキャッチするのが難しいかも。
全種類の蜂蜜をお皿にのせてみると、色の濃さの違いがよく分かります。蜂蜜は色や粘度の濃さが濃いほど味も濃くなると言われてますがその通りでした!
ヨーグルトと一緒に食べてみる
いよいよここからが本番!ヨーグルトと一緒に食べ比べていきます!
水切りヨーグルトとプレーンヨーグルトの二つを用意して食べ比べました。左が水切りで右がプレーンです。
ピュアハニー
ピュアハニーは味が濃いので、ヨーグルトにかけても味が分かりやすかったです。
ただ、蜂蜜の主張が強すぎてヨーグルトと食べると味が混ざり合わない感じが、、、。「ピュアハニー」単体で食べると「これが美味しい蜂蜜だ」と思いましたが、ヨーグルトと一緒に食べると、味がバッティングしてしまうみたい。
カナディアンハニー
ピュアハニーほどではありませんが、カナディアンハニーも主張が強めで、主張が強いとヨーグルトと蜂蜜の味が分離してしまうように感じるのは気のせいでしょうか。
贅沢蜂蜜
アカシア蜂蜜はクセがなく何にでも合うと言われてますが、ヨーグルトと一緒に食べてみて確かになと納得させられました。
蜂蜜単体で食べた時は物足らないような気がしたんですが、ヨーグルトと食べるとヨーグルトの味を邪魔しない絶妙な甘みに感じます。
蜂蜜ってそれだけで食べるより何かと一緒に食べる方が多いと思うんです。その場合あんまり蜂蜜の味が濃すぎるとそれはそれで全体のバランスを崩す部分もあるのかも。
ヨーグルトと一緒に食べるとしっかり味が混ざり合います。アカシア蜂蜜は主張しすぎない上品な甘みが一緒に食べる物とマッチするみたいです。
ハンガリー産アカシア蜂蜜
単体で食べると、「ハンガリー産アカシア蜂蜜」と「贅沢蜂蜜」の味の違いも分かるんですが、ヨーグルトと一緒に食べると正直どっちもそんなに変わらなく感じました。ヨーグルトともマッチするし、食べやすいです。
突然ですが「牧場の朝」って分かりますかね、、、。市販のヨーグルトで給食なんかにも出たりするんですが、アカシア蜂蜜ってその味に近いような気がしてくる。優しくて爽やかな甘みと言うのか、一度食べるとクセになる感じ。美味しい。
アルゼンチン&カナダハニー
「ピュアハニー」や「カナディアンハニー」を薄めたような味がするかな、、、。甘みの質はこの2つに近い気がしますが、クセは少ないと思います。アカシア蜂蜜系の爽やかさとはまた違う、どっしりとした甘みって感じ。
クリーミーハニー
「クリーミーハニー」は結晶蜜なので、ヨーグルトと食べる時にスプーンですりつぶしつつ混ぜ合わせる必要がありました。
だけどこの「クリーミーハニー」が思った以上に美味しかった。単体で食べると美味しさを感じにくいですが、ヨーグルトと食べると上品な甘さになって美味しいです(パンと一緒にも食べましたが本当に美味しかった)。アカシア系の蜂蜜と一緒で食べやすい。ただ、アカシアより花の香りが若干濃いのでそこに好き嫌いが出るかも。
量もそこそこあって安いし美味しいんだけど、ヨーグルトに溶かしづらいのが残念。おしい!
ヨーグルトにはアカシア蜂蜜がマッチ
蜂蜜は何かと一緒に食べることがほとんどなので、蜂蜜単体の味よりも別のものと組み合わせた時の食べやすさがポイントになりました。そういう点で、クセのないアカシア蜂蜜系は一緒に食べる食材とマッチしてくれるので食べやすかったです。
「贅沢蜂蜜」と「ハンガリー産アカシア蜂蜜」のどちらを選ぶかですが、値段と味に大きな違いは無いので、リピ買いするのは使いやすい瓶タイプの「ハンガリー産アカシア蜂蜜」になりそうです。
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