牛乳パックタイプと専用容器タイプ。使いやすいのはどちら?

ヨーグルティアSとIYM-012

牛乳パックタイプと専用容器タイプ。牛乳パックタイプの方がメリットがたくさんあると思いませんか?私はそうでした。

悩んだ結果、最初に買ったヨーグルトメーカーは牛乳パックタイプの「アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカープレミアム」。専用容器タイプのヨーグルティアSと迷ったんですが、その時は牛乳パックタイプの方がより手軽そうに思えたんですよね。

購入前にこんな風に思うのは、きっと私だけじゃないはず・・・

というわけで、今回は「なぜ牛乳パックタイプが魅力的に見えるのか?」、そして「実際に専用容器タイプと比べてどうなのか」をまとめてみたいと思います!

 

牛乳パックタイプが魅力的に見える理由

牛乳パックタイプのヨーグルトメーカーって専用容器タイプより使いやすくて簡単そう。

その理由を一つずつ見ていきたいと思います。

牛乳パックだけで完成するので簡単そう

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牛乳パックだけで最後まで作れる!

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食べたらそのまま捨てられるしね。

ここが一番ポイント。牛乳パックタイプは別の容器に移し替えて作る必要がないし、そのまま保存もできて、食べ終わった後は捨てるだけ。そう思うとすごく手軽で簡単な感じがしますよね。

 

消毒が必要ないように思える

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容器も消毒しなくていいんでしょ・・・?

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うん!でも、スプーンは消毒しなきゃだよ!

牛乳パックタイプは容器消毒の必要が無いので手間がかからないと思いがち。だけど実は、ヨーグルトスプーンや牛乳パック用の蓋の熱湯消毒が必要。牛乳パックタイプだからといって「全く消毒の手間がいらない」というわけではないんです。

フライパンで熱湯消毒

一方、専用容器タイプなら電子レンジで消毒できるものが多いです。牛乳パック用の長いヨーグルトスプーンは電子レンジに入らないんですね。

電子レンジで熱湯消毒

 

専用容器タイプより価格が安い

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でも、牛乳パックタイプって安いよね!

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そうそう、やっぱり価格はポイントだよね。

牛乳パックタイプは専用容器タイプと比べて価格が安いものが多いです。

 

まとめると、私が最初に牛乳パックタイプを購入した理由は、この3つでした。

牛乳パックタイプが魅力的に見える3つのポイント

  • 牛乳パックだけで完結するので全ての工程が簡単に思える
  • 消毒が必要ないように思える
  • 値段が手頃で購入しやすい

 

牛乳パックタイプと専用容器タイプを両方使った感想

買う前にどれだけ考えた所で、実際の所は分からない!ということで、実際に両方使ってみた感想です。

消毒作業について

牛乳パックタイプは、一見消毒が必要なさそうに見えますが、スプーンなどの小物の消毒は必要です。最初は「熱湯をかけるだけだし」と軽く考えるんですが、毎日となるとだんだん面倒になってきます。

牛乳パックタイプと専用容器タイプのどちらにせよ、消毒はヨーグルトを作る上で避けて通れないし、一番の手間。だったら、電子レンジで簡単に消毒できるかどうかに注目した方がよかったな、と思いました。

 

牛乳に種菌となるヨーグルトを入れるとき

牛乳パックタイプは、牛乳パックにそのまま種菌を入れられるので、「専用容器タイプと比べて便利」という印象が最初はあったんですが、一概にそうとも言えませんでした。

コップ1杯分の牛乳

というのも、材料を投入する前にコップ1杯分(種菌分)の牛乳を抜く必要があります。そのとき飲んじゃえばいい話なんですが、飲めない時だってあります。そういう時に保存とかを考えるのが地味に大変です。

でも専用容器タイプなら、1リットル牛乳を全部使いきれます。

 

牛乳パックの底に沈んだヨーグルトをかき混ぜる

牛乳と種菌は、発酵がうまくいくようによくかき混ぜる必要があります。

牛乳パックタイプの場合、牛乳パックの底に沈んだ種菌をかき混ぜることになります。これが結構やりにくい

この時、牛乳は満タンなので、種菌が牛乳にちゃんと溶けたか分かりにくいし、ヨーグルトのだまが残りやすくなります。だまが残ってると固まりが悪いヨーグルトが出来たりするんですよ。

牛乳パックはかき混ぜにくい

その点、専用容器タイプは、容器に少量の牛乳を入れて種菌とかき混ぜることができるので、種菌を完全に溶かすことができます。だからだまも残らない。

この手順は専用容器タイプの説明書に記載されてるんですが、読んだ時に、「あぁ、なるほどー!」と納得せざるを得なかった部分です。

 

食べ終わった後

牛乳パックタイプは、洗わずそのまま捨てられるので、そこは便利ですね。

でも、専用容器タイプも、汚れがしつこくこびり付くような物でもないので、さらっと洗えばいいだけ。他の洗い物と一緒に済ませることもできるので、思ったよりも負担にはなりませんでした。

 

ヨーグルト以外の発酵食品を作るなら

納豆など、本格的な発酵食品を作ろうと思うなら、やっぱり専用容器タイプの方がいいです。

牛乳パックタイプでも、ヨーグルト以外の発酵食品が作れるものがありますが、そこを牛乳パックの縦型でカバーするのは形状的に限界を感じます。

1、2回のお試し程度なら問題ないですが、定期的にやっていこうと思うのであれば、容器の口は大きくないと作業しにくいです。

 

使い勝手で選ぶなら専用容器タイプがおすすめ

ヨーグルトメーカーを購入する時って、牛乳パックタイプが輝いて見えます。

ただ、ヨーグルトメーカーを毎日使うようになると、「結局小物を消毒しなきゃなら、電子レンジでできた方がいい」とか「なんだかかき混ぜにくいな」とか、小さなことが重なって負担になる。そうなるとやっぱり3日坊主で終わってしまうと思います。

その点、専用容器タイプは使う上で感じる問題を全て考えた上で作られているので、毎日の作業ストレスがすごく少ないです。

専用容器タイプはちょっと値が張りますが、3日坊主で終わらないように、そういう小さな問題を全部解決してくれてるから、このお値段なんだろうなと思います。

 

 

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