大きな容器にどっさりヨーグルトを作るのもいいですが、おしゃれに小分けして作りたい時もありますよね。例えば来客があるときとか。
そんな時に活躍してくれるのがアイリスオーヤマから発売されているヨーグルトメーカー(以下、PYG-15-Aと呼びます)。かわいい陶器の容器が8つもついてきて、小分けのヨーグルトがすごく簡単にできるんです。
今回は、機能が充実しててかつ驚くほどリーズナブルなこのヨーグルトメーカーを詳しくレビューしていきます。もちろんヨーグルトも作りますよ!
陶器が魅力 PYG-15-Aの6つの特徴
小分けでも大容量でもどーんとこい
最大の特徴は、陶器でできた専用容器が小8つ大1つの合計9つも付いてくること。小容器の容量は150ml、大容器は容量1,500mlです。小分けで一気にヨーグルトが作れるので、食卓にもおしゃれにヨーグルトを出すことができます。
また容器が複数あると、豆乳ヨーグルトとプレーンヨーグルトなど違った種類のヨーグルトを一回で作ることもできるんです。
専用容器は陶器製
専用容器は陶器でできているので高級感があります。食卓にちゃんとした容器でデザートを出すとテンションが上がります。
アイリスオーヤマ製
使いやすさ、品質、リーズナブルが三拍子揃ってるアイリスオーヤマ製です。
びっくりのお値打ち価格
陶器の大容器が1つ、小容器が8つもついてて2,000円弱ってすごすぎませんか!
操作が簡単
カスピ海、プレーン・ギリシャ、甘酒・麹の中から自分の作りたい物を選んだら、あとはタイマーを設定するだけなのですごく簡単です。
出来上がりが良くて美味しく感じる
ビールを陶器で飲んだら美味しいなんて話もありますが、陶器容器で作ったヨーグルトや甘酒も美味しく感じます。
PYG-15-Aの開封作業
PYG-15-Aは本体が大きいので、箱もけっこう大きい。
一段目には取扱説明書と電源コードが。同じくアイリスオーヤマ製の「ヨーグルトメーカー プレミアム」は本体とコードが一体になってますが、こっちは取り外しが可能です。
説明書の裏の保証書。
そしてその下に本体が入ってました。
一番下に容器(小)が8個入ってます。
ほかのヨーグルトメーカーの容器ってプラスチック製が多いですが、PYG-15-Aは大、小の容器が全部陶器でできていて、開封した時から他では感じられない贅沢感が味わえます。これで2,000円しないってすごいコスパですよね。
でも容器以外の付属品。たとえばスプーンなどは付いてないので自分で用意する必要があります。
コンセントを入れるとパネルの文字が赤く光ります。
取り出して実際に設置してみると、少し大きめで置く場所を選ぶかも。
大きさの詳細
下にA4の紙を敷きました。上から見ると分かるようにA4用紙とあまり変わらないくらいの大きさがあります。
横幅はブルガリアヨーグルト2個半くらい。
内容器(大)の容量は1.5L。他の牛乳パックタイプや、ヨーグルティアSなどの専用容器タイプのヨーグルトメーカーと比べても、容量が大きいので、量をよりたくさん作りたい場合は嬉しいですね。
蓋の部分にクマがいるのも可愛い。
ちょっと見にくいかもしれませんが、内容器(小)の蓋にもクマがおります。
ティファールから出てるマルチデリシスも小分けでヨーグルトを作れますが、あちらは1万円近くします。
残念なところ
PYG-15-Aにはテンションを上げてくれるポイントがたくさんあるんだけど、1つだけ残念な点が。アマゾンのレビューにもありましたが、開封して初めて小容器の蓋を外す時に、いくつか蓋の部分のゴムパッキンが容器にくっついて取れにくかったです(うちは2つありました)。カッターを使えば問題なく解決しますが(無理矢理取ろうとするとちぎれそうになります)、その辺もしっかりしてたら言うこと無しだったのになという感じ。
8つの小容器を使ってヨーグルトを作る
さっそくヨーグルトを作ってみます。種菌として使うのはブルガリアヨーグルトです!
内容器やスプーンを消毒する
まずは使用する容器やスプーンなどの熱湯消毒から。
食用洗剤で洗った後、沸騰させたお湯に容器を2~3分つけ置き、もしくはまわしかけてもOKです。私はフライパンに消毒が必要なものをのせて熱湯をまわしかけました。
小分けで作る場合は使う容器が多いので、この作業が一番大変になると思います。
コップ一杯分の牛乳を抜く
内容器(小)の1個あたりの容量は150mlなので、全8個で容量1200mlの計算になりますが、いっぱいいっぱいで作ってしまうと蓋を閉めれなくなるので、最初にコップ一杯分の牛乳を抜いて、牛乳の量を900ml前後にしておきます。
種菌を牛乳に投入
種菌のブルガリアヨーグルトを牛乳に投入してよくかき混ぜます。
2回目以降は小容器1個分のヨーグルトをそのまま種菌にすることができます。そうすれば余計に開け閉めしない&陶器製なので衛生的です。
かき混ぜが完了した物を容器へ移す
かき混ぜられたら次は容器へ移す作業。
蓋を閉めていくんですが、陶器の瓶で作るとヨーグルトを作ってるというよりもデザートを作ってるような感覚になるのすごい。
ヨーグルトメーカーにセットする
あとは容器をヨーグルトメーカーにセットするだけ。
温度選択はカスピ海(27度)、プレーン・ギリシャ(41度)、甘酒・麹(60度)の選択式なので、温度設定を間違えることはまず無いかなと。
時間は説明書通り6時間に設定します。説明書に沿って作った場合、どのヨーグルトメーカーもだいたい8時間くらいが目安になってるのかなという感じがするんですが、こんなに早く出来ることにちょっとびっくり。ヒーターに接する容器面積が大きいからかな?
あとはスタートボタンを押して待つだけです。
6時間後、ヨーグルトが完成しました!
夜作って朝ごはんにヨーグルトを出してみたんですが、やっぱりちゃんとした容器で食べるとウキウキした気分になりますね。食器や容器で気持ちって変わってくるものです。
それにPYG-15-Aでできるヨーグルトは出来がすごくいい。表面が綺麗なのはもちろんですが中まで均等に出来てます。陶器が保温に向いているのか、ヒーターの面積が大きいのか、容器の高さが低いから均等に熱が入るのか、よく分かりませんが、何にしてもこのお値段でここまで満足させてくれるのは凄いです。
容量1.5Lの大容器でも作ってみる
今度は大容器を使っていきたいと思います。普段遣いはこっちがメインかな?
大容器の熱湯消毒
食用洗剤で容器を洗う過程が、大容器一つだけで済むので、小容器よりずっと手軽。
大容器の中で種菌と牛乳を混ぜる
大容器の中にブルガリアヨーグルト100gを投入。
牛乳を少し入れてヨーグルトを溶かします。
容器が陶器製なので、ステンレスのスプーンだと傷つきそうで不安だったので、プラスチックのスプーンを使ってます。
残りの牛乳を全部入れて、
ヨーグルトメーカーにセットする
ヨーグルトメーカーにセット。
さっきと一緒でプレーン・ギリシャを選択、タイマーを6時間に設定したらスタートボタンを押すだけです。
6時間後、ヨーグルト完成です!
しっかり固まっていますが、小容器の方がよりしっかり固まっている印象。といっても、他のヨーグルトメーカーと比べると大容器の方が標準的。容器が小さい方が固まりがいいのかな?
水切りとかでタッパに移すときは、容器の口が狭まっているので、ちょっと移しにくいかも。でも慣れれば全然問題ないです!