ヨーグルトメーカーの中には、容器が陶器製のものがあります。
アイリスオーヤマのPYG-15-Aもその一つなんですが、他のヨーグルトメーカーと比べると「できあがったヨーグルトや甘酒が美味しい気がする・・・!」ことがわかってきました。
そこでこの記事では「陶器で作ったヨーグルトや甘酒が、なぜかおいしく感じる謎」に迫ってみたいと思います!
陶器のヨーグルトメーカー
【陶器製の容器代表】アイリスオーヤマ PYG-15-A
一般的に、ヨーグルトメーカーの容器はほとんどプラスチック製です。
今回は陶器製ヨーグルトメーカーの中でも、コスパ抜群のPYG-15-Aを、陶器代表として使いたいと思います。
ちなみに、PYG-15-Aには陶器の容器が大小あわせて9つも付いてきます。
【プラスチック製の容器代表】ヨーグルティアS
比較にはタニカのヨーグルティアSを使いました。
ヨーグルティアSは当サイトのおすすめ機種。容器も使い勝手が抜群のヨーグルトメーカーです。
しっかり固まる陶器で作るヨーグルト
ヨーグルト作りおさらい
ヨーグルト作りは超簡単。牛乳に少量のヨーグルトを入れてスイッチポン。あとは待つだけ。
詳しい作り方のリンクも貼っておくね!
PYG-15-Aを使ったヨーグルト作りの全行程
それでは、説明書どおりにヨーグルトを作っていきます。
「アイリスオーヤマ PYG-15-A」は6時間の保温が必要。というわけでスイッチポン。
6時間後、ピーピーピーと音が鳴ってヨーグルト完成です。
PYG-15-Aで作ったヨーグルト
大容器で作ったヨーグルトの出来栄えは、普通なんですが・・・
小容器で作ると、表面がすごく綺麗になります。ホエイはほとんど出ておらず、しっかり固まってる感じ。まるで市販のようなクオリティ。
ヨーグルティアSで作ったヨーグルト
ヨーグルティアSで作った固まり具合は、PYG-15-Aの大容器と同じような感じです。
食べ比べ
PYG-15-Aの小容器で作ったヨーグルトは、表面の綺麗さだけでなく中まで均等に固まっていました。市販のヨーグルトじゃない?と思うほどの出来栄えで、水っぽくなくて美味しい。
でも大容器の方はヨーグルティアSとあまり変わらない印象です。ヨーグルトの出来栄えは、陶器より容器の大きさに影響を受けるのかな?と思わせる結果となりました。
ふっくら仕上がる陶器で作る甘酒
甘酒の作り方おさらい
甘酒の作り方はヨーグルトとほとんど同じ!ご飯と水と米麹をかき混ぜて・・・スイッチポン!
略し過ぎだよ!
PYG-15-Aを使った甘酒作りの全行程
甘酒を作る
甘酒は米麹によって保温時間も変わってきますが、ここでは60度で7時間保温します。
ヨーグルティアSでも同時に作っていきます。
7時間後、甘酒完成です!
PYG-15-AとヨーグルティアSの出来上がり比較
左がPYG-15-A、右がヨーグルティアSです。2つを並べてみると、なぜかPYG-15-Aの方が残っている水分が多い。ヨーグルティアSの方はお米が炊けた状態みたい。
じっくり見てみる
左のPYG-15-Aは米の形が残っていますが、ヨーグルティアSの方は形が崩れてべちゃっとしているように見えます。
実食!甘酒の食べ比べ
肝心の味はというと、PYG-15-Aで作った甘酒は、口の中に入れても米粒のふっくら感が残っていて、優しい甘さがあります。
対してヨーグルティアSで作った甘酒は、口の中で米粒の形がすぐに消えてしまいます。やっぱりちょっとべちゃっとした感じ。
毎日食べるなら、PYG-15-Aで作った甘酒が食べたいと思いました。
なぜか美味しい!不思議な陶器の力
ヨーグルトについては、陶器の小容器で作った場合に限り、表面がきれいで密度が中まで均等でした。その出来栄えはまるで市販のヨーグルトみたいで、ヨーグルティアSで作った物よりも美味しかったです。でも大容器で作ったヨーグルトはそんなに変わりませんでした。
甘酒に関してもPYG-15-Aで作った方が美味しかった。口の中に入れた時にお米のふっくら感を感じられて、上品な甘さがあります。ヨーグルティアSの方はお米のふっくら感が残らずべちゃっとしてる。
このようにPYG-15-Aはとても魅力的なヨーグルトメーカーなんですが、ヨーグルティアSは消毒などの使い勝手が抜群なので、私はヨーグルティアSを毎日使っています。悩ましい所ですね。